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原敬 : 政党政治のあけぼの

山本四郎著

(新・人と歴史拡大版, 18)

清水書院, 2017.8

新訂版

タイトル読み

ハラ タカシ : セイトウ セイジ ノ アケボノ

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注記

「人と歴史」シリーズの『原敬』(1971年刊)、「清水新書」の『原敬・政党政治のあけぼの』(1984年刊)に加筆・修正を施して新訂版として復刊したもの

原敬年譜: p225-228

参考文献: p229-231

内容説明・目次

内容説明

二〇世紀初頭は、まさに激動の時代であった。政友会結成、日露戦争—第一次世大戦、社会運動の勃興、民衆運動の頻発—と、社会は揺れ動いた。この時代、藩閥とそれに連なる官僚が幅をきかせていた時代にあって、原敬の政治家としてのよみは深く、策は周密、実行は果断であった。かれは、力で藩閥官僚政治を政党政治へ転換させた。かれこそは、この時代の政治舞台の脚本家であり、演出家であり、晩年はその主役であった。本書は、著者が新しく発見した事実を盛り込み、時代の流れに即して、政治家原敬を浮き彫りにさせることに成功した。

目次

  • 序 日本近代政治史と原敬
  • 1 賊軍の汚名のなかから(青春遍歴;官界一五年)
  • 2 政界の舞台まわし(“油断のならぬ人物”;桂園時代の立役者;憲政擁護運動の嵐のなかで)
  • 3 平民宰相(在野の総裁時代;平民宰相)

「BOOKデータベース」 より

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