独裁君主の登場宋の太祖と太宗

書誌事項

独裁君主の登場宋の太祖と太宗

竺沙雅章著

(新・人と歴史拡大版, 20)

清水書院, 2017.8

タイトル別名

宋の太祖と太宗 : 独裁君主の登場

タイトル読み

ドクサイ クンシュ ノ トウジョウ ソウ ノ タイソ ト タイソウ

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注記

「人と歴史」シリーズの『宗の太祖と太宗』(1975年刊)、「清水新書」の『独裁君主の登場 宗の太祖と太宗』(1984年刊)に、表記や仮名遣い等一部を改めて復刊したもの

宋の太祖と太宗年譜: p206-209

参考文献: p210-211

内容説明・目次

内容説明

一〇世紀の中国は、分裂から統一への激動の時代であった。世紀はじめに唐朝が崩壊し、五代十国とよばれる乱世が半世紀も続き、幾多の武将が覇権を求めて抗争をくりかえした。この混乱をおさめ、ふたたび中国を統一したのは、宋の太祖と太宗とであった。二人は統一事業を遂行するなかで、唐代の貴族制に代わる新しい君主独裁体制を完成した。その歴史上の役割は、わが豊臣秀吉と徳川家康とに似るといわれる。本書は、激動の世に生き、新しい時代をきり開いた二人の皇帝の生涯をたどり、その人間像を鮮明に浮かび上がらせた労作である。

目次

  • 1 五代乱離(混乱の世;若き日の太祖と太宗;民族の苦悩;英主世宗)
  • 2 統一国家の建設(陳橋の変;中央集権の強化;統一への道程)
  • 3 独裁君主の登場(太祖から太宗へ;文化国家の建設;外征の失敗;独裁君主たる太宗)

「BOOKデータベース」 より

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