薩長史観の正体 : 歴史の偽装を暴き、真実を取り戻す

Bibliographic Information

薩長史観の正体 : 歴史の偽装を暴き、真実を取り戻す

武田鏡村著

東洋経済新報社, 2017.9

Title Transcription

サッチョウ シカン ノ ショウタイ : レキシ ノ ギソウ オ アバキ、シンジツ オ トリモドス

Available at  / 10 libraries

Description and Table of Contents

Description

150年目にして明かされる真実。「明治維新」という名の洗脳を解く!勝者(薩摩、長州)がでっち上げた通史の誤りを徹底究明。「薩長史観」と「真相」の対比から、幕末維新の真実を明らかにする。会津はじめ旧幕府側の名誉を回復する“反薩長”本の決定版。

Table of Contents

  • 第1部 幕末動乱編(薩長史観 幕府は外国に対して無力・無策のまま開国したために倒幕の運動が起こった—真相 幕府は、薩摩や長州に比べてはるかに開明的で開国による近代化を進めていた;薩長史観 吉田松陰は、松下村塾で幕末志士の精神を育成し、「至誠」を貫き実行した大教育者である—真相 吉田松陰は、激情に駆られて変節して、暴力革命を礼賛するテロの扇動家であった;薩長史観 吉田松陰は、明治維新を成しとげた長州の実践的な指導者で、その功績は最大に讃えられるべきである—真相 松陰の教えは、数々の暗殺や暴発などテロ行為を正当化し、のちの日本を侵略戦争に駆り立てた ほか)
  • 第2部 「慶応維新」編(薩長史観 孝明天皇の病気による崩御で、英明な明治天皇が即位して日本は夜明けに向かった—真相 孝明天皇は、薩摩と岩倉具視の陰謀によって毒殺された可能性が高い;薩長史観 薩摩は土佐とも同盟することで、武力討幕の正当性を確保した—真相 薩摩が目指す武力討幕と、土佐が目指す平和裏の「大政奉還」の間には、大きな亀裂があった;薩長史観 「討幕の密勅」は完全に正式なもので、天皇から幕府討滅の宣旨が下された—真相 「討幕の密勅」は偽造されたものであり、その真相は文章に明らかに示されている ほか)
  • 第3部 戊辰戦争編(薩長史観 江戸市中の騒動は、無為無策な幕府のお膝元で生じた民衆の不満の爆発であった—真相 江戸の騒擾は、幕府側を逆上させようとした挑発行為で、軍資金を強奪するための西郷のテロである;薩長史観 鳥羽・伏見の戦いは、「錦の御旗」を掲げた薩長の聖戦であった—真相 「錦旗」は薩長が偽造したものであり、「討幕の密勅」と同じく正当性は全くない;薩長史観 鳥羽・伏見の戦いで幕府軍は「朝敵」になって敗北した—真相 「錦旗」に踊らされた慶喜が「朝敵」となることを避けただけである ほか)

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BB24416707
  • ISBN
    • 9784492062043
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    189p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top