東ドイツ"性"教育史 : 性をめぐる状況と「生物」教授プラン
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書誌事項
東ドイツ"性"教育史 : 性をめぐる状況と「生物」教授プラン
かもがわ出版, 2017.8
- タイトル別名
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Geschichte von "sexueller" Erziehung in der DDR (Ostdeutschland) : Situationen um Sexualität und Lehrpläne Biologie
東ドイツ性教育史 : 性をめぐる状況と生物教授プラン
- タイトル読み
-
ヒガシドイツ "セイ" キョウイクシ : セイ オ メグル ジョウキョウ ト 「セイブツ」 キョウジュ プラン
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注記
引用・参考文献: p136-147
DDR性教育関連年表: p148-151
内容説明・目次
内容説明
敗戦直後、ソ連占領下における赤軍兵士によるレイプと中絶・性病の蔓延。社会主義学校への転換と社会主義的人格を目指す教育。「快楽」としての性や同性愛の位置づけとAIDS問題。DDR(東ドイツ)における性をめぐる状況の変化と性教育の歩みを、中心的な教科である「生物」教科書と教授プランの分析を通して描き出す。SED(ドイツ社会主義統一党)支配の下、限界はありながらも、セクシュアリティと性教育の局面において社会主義的民主主義を求める闘い“進歩的な性教育、ホモセクシュアル運動など”が、SEDの独裁体制を平和裏に打倒する上で果たした役割を評価する著者の東ドイツという国家像に迫る試み。
目次
- 第1部 ソ連占領期から59年までの生物教授プランの変遷と性教育(1946年ソ連占領地区教授プランと1947年教授プラン;1950年代前半における生物教授プランの変化;1955・56年生物教授プラン案とそれをめぐる論争;1959年教授プラン基本構想案をめぐる論争と1959年教授プラン)
- 第2部 1960年代における性教育の発展と生物教授プラン(60年代における性教育の発展とその特徴;1968年生物教授プランと教科書)
- 第3部 1980年代におけるセクシュアリティをめぐる状況と生物教授プラン(セクシュアリティと性教育をめぐる80年代の状況;80年代半ばにおける生物教授プランをめぐる議論;1989年生物教授プランと教科書の特徴と問題点)
「BOOKデータベース」 より