彷徨える魂たちの行方 : ソール・ベロー後期作品論集
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彷徨える魂たちの行方 : ソール・ベロー後期作品論集
彩流社, 2017.9
- タイトル別名
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Saul Bellow
彷徨える魂たちの行方 : ソールベロー後期作品論集
- タイトル読み
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サマヨエル タマシイ タチ ノ ユクエ : ソール・ベロー コウキ サクヒン ロンシュウ
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注記
参考文献: 章末
収録内容
- ソール・ベローの人生展開 : 場所の移動と文学形成 / 橋本賢二著
- 鉛とシクラメン : 『学生部長の十二月』における弱さの考察 / 相原優子著
- 自制できなかった男 : 「失言魔の彼」 / ジャック・ライアン著 ; 鈴木元子訳
- 言葉の捕囚を超えて : 「失言魔の彼」 / 三杉圭子著
- 時の試練 : 「遠い親類」における物語行為の原動力 / 岩橋浩幸著
- 再生を希求する魂たちの神話 : 『こころの痛みで死ぬ人たち』 / 町田哲司著
- ベローと女性主人公 : 『盗み』の企て / 大場昌子著
- ホロコースト以後の持続と変容 : 『ベラローザ・コネクション』 / 佐川和茂著
- 記憶、回想、語り : 「覚えていてほしいこと」の物語意識 / 片渕悦久著
- 出生地再訪から振り返るベローの人生と文学形成 : 「セント・ローレンス川のほとりで」 / 橋本賢二著
- 初恋と小児麻痺 : 恋愛小説として読む『アクチュアル』 / 伊達雅彦著
- 二十世紀末に再考する「アメリカン・マインド」 : 『ラヴェルスタイン』におけるアメリカ、ギリシア、ユダヤ / 杉澤伶維子著
- 終着する対話の変容 : 『ラヴェルスタイン』 / 鈴木元子著
- 作家と伝記 : ソール・ベローの場合 / 池田肇子著
- Crises of the spirit : Dante and Bellow / Gregory Bellow著
内容説明・目次
内容説明
ノーベル文学賞作家の描いた人生の深みと機微—理想と現実、事実と真実の相剋…シニカルで滑稽、描き込まれた実人生が特徴的なユダヤ系アメリカ人作家の、ノーベル文学賞受賞後の長・中篇小説と主要短篇小説を一覧し、その本質に迫る。
目次
- ソール・ベローの人生展開—場所の移動と文学形成
- 鉛とシクラメン—『学生部長の十二月』における弱さの考察
- 自制できなかった男—「失言魔の彼」
- 言葉の捕囚を超えて—「失言魔の彼」
- 時の試練—「遠い親類」における物語行為の原動力
- 再生を希求する魂たちの神話—『こころの痛みで死ぬ人たち』
- ベローと女性主人公—『盗み』の企て
- ホロコースト以後の持続と変容—『ベラローザ・コネクション』
- 記憶、回想、語り—「覚えていてほしいこと」の物語意識
- 出生地再訪から振り返るベローの人生と文学形成—「セント・ローレンス川のほとりで」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より
