日本人山本次郎 : 山口組外伝三代目直系「山次組」組長
著者
書誌事項
日本人山本次郎 : 山口組外伝三代目直系「山次組」組長
竹書房, 2006.9
- タイトル読み
-
ニホンジン ヤマモト ジロウ
大学図書館所蔵 件 / 全1件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
悪にして善。三代目山口組直参・山本次郎は奇怪なヤクザである。必要を感じれば、凶暴な行為をためらわなかっただけだが、その果敢さがヤクザや警察さえ怯えさせた。しかし、殺しの次郎は同時に仏の次郎でもあった。後年、次郎は山口組を抜け、兵庫県宝塚市の山中二万坪に「宝塚地蔵園」を自費で開設、父母に孝養を説いた。他方、次郎は鎧兜(よろいかぶと)で旧農林省に乗り込み、食管法をつぶすべく一人だけのデモを掛けたりしている。異色のヤクザ、山本次郎は山口組外伝の主人公としてはうってつけである。
目次
- 殺しの次郎と地蔵の次郎
- 水害、空襲、敗戦の神戸
- 餓狼の群れ
- わさび屋のタマを取れ
- 本多会ダボカツ殺し
- 屋根の上の捕物帖
- 力道山と女のトラブル
- 「山次組」結成
- 刑務所での開眼
- 逆風の山口組
- 食管法を叩きつぶせ
- お礼をもらう金貸し業
- 福田赳夫と宝塚地蔵園
- 組を抜けて一本どっこに
- 田岡一雄死して後
「BOOKデータベース」 より