誰が「表現の自由」を殺すのか : ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件裁判の記録

書誌事項

誰が「表現の自由」を殺すのか : ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件裁判の記録

安世鴻, 李春煕, 岡本有佳編

御茶の水書房, 2017.9

タイトル別名

誰が表現の自由を殺すのか : ニコンサロン慰安婦写真展中止事件裁判の記録

タイトル読み

ダレ ガ ヒョウゲン ノ ジユウ オ コロス ノカ : ニコン サロン イアンフ シャシンテン チュウシ ジケン サイバン ノ キロク

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注記

「表現の不自由」をめぐる年表: p146-148

参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件から5年。写真家・安世鴻が世界的カメラメーカーのニコンを訴えていた裁判で、東京地方裁判所は二〇一五年一二月、勝訴判決を言い渡した。3年にわたる裁判で、ニコンが抗議を恐れて中止決定に至った経過や、ネット上の抗議行動が“表現の自由”に与えた影響などが明らかになった。「慰安婦」問題、表現の自由、企業の社会的責任、「炎上」と「自粛」、排外主義…日本社会が直面する課題について大きな教訓を示す事件と裁判。その全貌から、裁判闘争がもつ意義、事件の本質を考察する。誰が“表現の自由”を殺しているのか—。

目次

  • 1 ドキュメント—ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件(事件発生から仮処分決定による開催まで;勝訴判決はどのようにして取得されたか ほか)
  • 2 ニコン事件の本質とは何か(レイシズムと“反日”攻撃のなかで表現の場をつくりだすこと;写真/検閲/ナショナリズム ほか)
  • 3 裁判を支えた人びとの記録(企業は人権のためにどう行動すべきなのか;私たちは、真実の堤防を築くことができるのか ほか)
  • 4 裁判をたたかって(力をあわせれば守れる「表現の自由」;みちしるべ)
  • 裁判資料編

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB24525994
  • ISBN
    • 9784275020765
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    276p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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