勿体なや祖師は紙衣の九十年 : 大谷句仏
著者
書誌事項
勿体なや祖師は紙衣の九十年 : 大谷句仏
(中公叢書)
中央公論新社, 2017.9
- タイトル読み
-
モッタイナヤ ソシ ワ カミコ ノ キュウジュウネン : オオタニ クブツ
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注記
大谷句仏略年譜: p218-220
内容説明・目次
内容説明
大谷光演(一八七五〜一九四三)は二つの顔をもつ人物だった。東本願寺第二十三世法主であり、また俳諧、書画をよくする文人でもあった。俳号は句仏。本書のタイトルは、その代表句である。俳句は正岡子規に私淑し、子規門下の高浜虚子、河東碧梧桐と交流した。僧衣に身を包む句仏は、なぜ俳諧の道を歩むことになったのか。句仏の旺盛な句作活動や、虚子に宛てた書簡等を手がかりに、祖師・親鸞から芭蕉へ、そして句仏へといたる日本精神史の新たな水脈をさぐる。
目次
- 序章 「勿体なや」—大谷句仏の誕生
- 第1章 二つの革新運動—正岡子規、清沢満之と大谷句仏
- 第2章 句仏と虚子—「虚子宛句仏書簡」をめぐって
- 第3章 竹内栖鳳との出会いと枳殻邸の宴
- 第4章 句仏の遍歴—一茶の「もたいなや」に出会う
- 第5章 媒介者、暁烏敏—出会いと別れ
- 第6章 俳号と子規追慕
- 第7章 「古池や」と「勿体なや」
- 第8章 忌日の作法と挽歌
- 第9章 俳句と私小説
- 終章 大谷句仏の孤独な一筋道
「BOOKデータベース」 より