吉本せい : お笑い帝国を築いた女
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吉本せい : お笑い帝国を築いた女
(中経の文庫)
KADOKAWA, 2017.8
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ヨシモト セイ : オワライ テイコク オ キズイタ オンナ
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巻末に文献あり
Description and Table of Contents
Description
大阪天神橋筋の喧騒のなかでたくましく育った吉本せいは、芸事好きな夫に嫁ぎ、やがて夫婦で寄席の経営に乗り出す。彼女は天性の「興行師」、芸能プロデューサーだった—。桂春團治、エンタツ・アチャコら伝説の芸人たちとの交流や、演芸界の覇権をめぐるライバル会社との激闘、戦争にも負けなかった“お笑い”への情熱など、その波乱万丈の生涯に迫る一冊。
Table of Contents
- 第1章 “商都”に育まれ、鍛えられ「みんな悩んで、偉うなりまんねん」(お笑いの隆盛は法善寺裏から始まった;大阪人らしく生きることを求められた新参者 ほか)
- 第2章 商才の覚醒「うちにまかしとくんなはれ」(せいの将来を決めた運命の出会い;ダメ亭主が一念発起 はたして吉と出るか凶と出るか ほか)
- 第3章 新しい“笑い”への挑戦「失敗を恐れとったら、何もできへん」(大阪各地に掲げられた「花月」の看板;獰猛な“ライオン”を自在に操る女猛獣使い ほか)
- 第4章 通天閣の頂から転げ落ちる「世の中、一寸先は分からしまへん」(ラジオ放送の開始と「漫才」の誕生;えげつない恫喝に、春團治も凍りつく ほか)
- 第5章 戦火と、“笑いの都”の復興「笑わせなあきまへんで」(笑いがはばかられる時代 芸人の苦闘がつづく;戦火に燃え尽きた“笑いの王国” ほか)
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