世界人権論序説 : 多文化社会における人権の根拠について

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世界人権論序説 : 多文化社会における人権の根拠について

森田明彦著

藤原書店, 2017.10

タイトル読み

セカイ ジンケンロン ジョセツ : タブンカ シャカイ ニオケル ジンケン ノ コンキョ ニツイテ

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注記

参考文献: p225-236

内容説明・目次

内容説明

「人権」概念が世界的に普及しつつある今、多文化主義との交錯のなかで、「西洋近代」という出自を超え、より普遍化する論理が求められている。Ch・テイラーらを参照しつつ、非西洋地域の文化と伝統のなかにも「人権」の正統化の根拠を探る、気鋭による野心作。

目次

  • 第1章 「理念としての人権」と「道徳的権利としての人権」(道徳的権利としての人権;理念としての人権)
  • 第2章 規範概念としての人権—メタ倫理学的アプローチ(人権の実在性;スティーブンソンの情動主義 ほか)
  • 第3章 人権の根拠に関する比較思想史の試み(人権の基礎付け;人権の受容にキリスト教共同体主義が果たした役割—西洋 ほか)
  • 第4章 東アジアにおける人権の根拠—「義理」と「天理、国法、人情」(義理とは何か?;西洋の責務と日本の義務 ほか)
  • 第5章 新たな人権理論の必要性—将来世代の権利(将来世代の権利を巡る課題とアプローチ;集団としての人権を巡る課題 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB24573487
  • ISBN
    • 9784865781434
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    241p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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