世界人権論序説 : 多文化社会における人権の根拠について
著者
書誌事項
世界人権論序説 : 多文化社会における人権の根拠について
藤原書店, 2017.10
- タイトル読み
-
セカイ ジンケンロン ジョセツ : タブンカ シャカイ ニオケル ジンケン ノ コンキョ ニツイテ
大学図書館所蔵 件 / 全96件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p225-236
内容説明・目次
内容説明
「人権」概念が世界的に普及しつつある今、多文化主義との交錯のなかで、「西洋近代」という出自を超え、より普遍化する論理が求められている。Ch・テイラーらを参照しつつ、非西洋地域の文化と伝統のなかにも「人権」の正統化の根拠を探る、気鋭による野心作。
目次
- 第1章 「理念としての人権」と「道徳的権利としての人権」(道徳的権利としての人権;理念としての人権)
- 第2章 規範概念としての人権—メタ倫理学的アプローチ(人権の実在性;スティーブンソンの情動主義 ほか)
- 第3章 人権の根拠に関する比較思想史の試み(人権の基礎付け;人権の受容にキリスト教共同体主義が果たした役割—西洋 ほか)
- 第4章 東アジアにおける人権の根拠—「義理」と「天理、国法、人情」(義理とは何か?;西洋の責務と日本の義務 ほか)
- 第5章 新たな人権理論の必要性—将来世代の権利(将来世代の権利を巡る課題とアプローチ;集団としての人権を巡る課題 ほか)
「BOOKデータベース」 より