道教経典の形成と仏教

書誌事項

道教経典の形成と仏教

神塚淑子著

名古屋大学出版会, 2017.10

タイトル読み

ドウキョウ キョウテン ノ ケイセイ ト ブッキョウ

大学図書館所蔵 件 / 95

この図書・雑誌をさがす

注記

索引: 巻末p1-14

初出書誌事項: p564-566

内容説明・目次

内容説明

仏教伝来のインパクトを受け体系化する道教。中国固有の思想との相克のなか、融合はいかになされたのか。霊宝経から坐忘論まで、生み出された経典・儀礼・聖像等を通して、六朝隋唐時代におけるダイナミックな展開を描き出す労作。

目次

  • 第1篇 霊宝経の形成とその思想(霊宝経と初期江南仏教—因果応報思想を中心に;霊宝経における経典神聖化の論理—元始旧経の「開劫度人」説をめぐって ほか)
  • 第2篇 天尊像考(隋代の道教造像;天尊像・元始天尊像の成立と霊宝経 ほか)
  • 第3篇 道教経典と漢訳仏典(『海空智蔵経』と『涅槃経』—唐初道教経典の仏教受容;『海空智蔵経』巻十「普記品」小考—道教経典と中国撰述仏典 ほか)
  • 第4篇 日本国内所蔵の道教関係敦煌写本(国立国会図書館所蔵の敦煌道経;杏雨書屋所蔵の敦煌道経 ほか)
  • 第5篇 唐代道教と上清派(則天武后期の道教;司馬承禎『坐忘論』について—唐代道教における修養論 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ