西郷隆盛 : 滅びの美学
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西郷隆盛 : 滅びの美学
(幻冬舎新書, 466,
幻冬舎, 2017.9
- タイトル読み
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サイゴウ タカモリ : ホロビ ノ ビガク
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注記
引用・参照参考文献: p275-280
内容説明・目次
内容説明
豪放磊落に振る舞いながら、実は人間嫌いで常に「死にたい」という思いを抱える、悲哀と無常の人であった西郷。何より「義」を重んじながら、冷徹な戦略家でもあった西郷。その深い矛盾に満ちた人間性こそが、西郷の魅力の源泉であった—明治維新という奇跡の革命を成し遂げ、最後は西南戦争で武士道に殉じた「滅びの美学」を、書簡や直話など、西郷自らの言葉から描き出す。矛盾を生ききった「最後のサムライ」の姿から、いかに生きるべきかを問う、魂の西郷論。
目次
- 第1章 城山残兵記—明治日本は何を滅ぼしたのか
- 第2章 独立自信—変革の動力を生んだもの
- 第3章 西郷と陽明学—「和風」革命家の誕生
- 第4章 仁侠武士の悲歌—政治の冷酷と死者への思い
- 第5章 流入西郷伝—第一次南島時代
- 第6章 実践者の成長—第二次南島時代
- 第7章 無常のなかの祈り
「BOOKデータベース」 より