したたかな寄生 : 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち
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したたかな寄生 : 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち
(幻冬舎新書, 469,
幻冬舎, 2017.9
- タイトル読み
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シタタカ ナ キセイ : ノウ ト カラダ オ ノットリ タクミ ニ アヤツル セイブツ タチ
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注記
参考文献: p208-220
内容説明・目次
内容説明
ゴキブリを奴隷のように仕えさせる宝石バチや、泳げないカマキリを入水自殺させるハリガネムシ、化学物質を放出してアリの脳を支配し時期が来ると菌にとって最適な場へ誘って殺すキノコなど、恐るべき支配力を持つ寄生者を紹介。一見小さく弱い彼らが数倍から数千倍大の宿主を操り、時に死に至らしめる。地球の片隅で密やかに繰り広げられる生存戦略を報告。
目次
- 自然界に存在するさまざまな共生・寄生関係
- ゴキブリを奴隷化する恐ろしいエメラルドゴキブリバチ
- 体を食い破られても護衛をするイモムシ
- テントウムシをゾンビボディーガードにする寄生バチ
- アリを操りゾンビ行進をさせるキノコ
- ウシさん、私を食べて!と懇願するアリ
- あなたがいないと生きられないの!蜜依存にさせるアカシアの木
- カニの心と体を完全に乗っ取るフクロムシ
- 寄生した魚に自殺的行動をさせる
- エビに群れを作るように操るサナダムシ
- 脚が増えるカエル
- 巣を乗っ取り、騙して奴隷としてこき使う寄生者たち
- 自分の子を赤の他人に育てさせるカッコウの騙しのテクニック
- 怒りと暴力性を生みだす寄生者
- 操られ病原体を広めていく虫たち
- 幼虫をドロドロに溶かすウイルスの戦略
- 私たちの腸内の寄生者たち
- 私たちの脳を乗っ取る寄生虫
「BOOKデータベース」 より