平家政権と荘園制
著者
書誌事項
平家政権と荘園制
吉川弘文館, 2017.11
- タイトル読み
-
ヘイケ セイケン ト ショウエンセイ
電子リソースにアクセスする 全2件
大学図書館所蔵 件 / 全99件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
博士論文 (大阪大学, 2014年提出) に加筆・修正し再構成したもの
内容説明・目次
内容説明
中世社会における平家の存在とはいかなるものだったのか。荘園制が中世的土地所有制度として定着するプロセスと平家政権との関わりに着目し、鞆田荘ほか平家領の形成・領有と政治過程との連動や、軍役・一国平均役の徴収方式を精緻に分析する。さらに、平家政権の方針が、鎌倉期にも受け継がれたことを論じ、その歴史的役割をとらえ直す注目の書。
目次
- 平家論・中世前期荘園制論の視角
- 第1部 平家領の政治史的研究(平家領の領有構造と治承三年政変;平家政権の成立と宇佐宮領;平重盛と朝廷儀礼)
- 第2部 荘園制の展開と平家政権(平家政権と国家的収取体制—一国平均役「本所沙汰」弁済の成立;治承・寿永内乱期の戦時体制と平宗盛;鎌倉前・中期における一国平均役徴収方式;鎌倉期造宇佐宮役の研究)
- 平家政権の歴史的位置
「BOOKデータベース」 より