最後のソ連世代 : ブレジネフからペレストロイカまで

書誌事項

最後のソ連世代 : ブレジネフからペレストロイカまで

アレクセイ・ユルチャク [著] ; 半谷史郎訳

みすず書房, 2017.10

タイトル別名

Everything was forever, until it was no more : the last Soviet generation

Это было навсегда, пока не кончилось : последнее советское поколение

タイトル読み

サイゴ ノ ソレン セダイ : ブレジネフ カラ ペレストロイカ マデ

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注記

英語版 (Princeton University Press, 2005刊) を増補改訂したロシア語版 (Новое литературное обозрение, 2014刊) を底本としたもの。ただし、不要と思われる箇所は著者の了解を得て省略してある。第二章の冒頭と最後は英語版による。

文献一覧: 巻末p13-31

内容説明・目次

内容説明

強大で安定した体制だと誰もが思っていたソ連が突然ガタガタになり、あっという間に消えてしまった。ソ連崩壊とは一体何だったのだろうか?その鍵はブレジネフ期にあった。何も起こらなかったと言われたこの時代が、着々と崩壊を準備していたのだ。しかも内側から。はじめてソ連社会を内側から照らし出した書物として、本書は英語圏とロシアで大きな反響を得た。ソ連を知る必読書。

目次

  • 第1章 後期社会主義—ソビエト的主体と予想外のシステム崩壊
  • 第2章 形式のヘゲモニー—スターリンの予期せぬパラダイム・シフト
  • 第3章 転倒するイデオロギー—規範と詩学
  • 第4章 ヴニェで生きる—脱領土化された生き方
  • 第5章 想像の西側—後期社会主義のヴニェ空間
  • 第6章 色とりどりの共産主義—キング・クリムゾン、ディープ・パープル、ピンク・フロイド
  • 第7章 ヴニェの皮肉—ネクロリアリズム、スチョーブ、アネクドート

「BOOKデータベース」 より

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