銀座のカラス
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銀座のカラス
(小学館文庫, [し2-11],
小学館, 2016.6
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ギンザ ノ カラス
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Note
朝日新聞社1991年刊の単行本を、1994年に文庫化した新潮文庫の復刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
- Volume
-
上 ISBN 9784094063066
Description
二十三歳の松尾勇は、デパート業界の新聞や雑誌を発行している小さな会社の新米編集者。会社創業以来の人事異動によって配属された編集部で、『店舗経営月報』という、三十二頁、発行部数八百部という地味な雑誌を作っている。勤め始めて約一年、会社が新橋から銀座のビルへと引っ越した直後、松尾に大きな転機が訪れる。前任者の突然の退社により、なんといきなり編集長になってしまったのだ!といっても部員は自分ひとりだけ。経験もなければ部下もいない松尾の悪戦苦闘の日々が始まった。椎名誠初めての新聞連載小説として話題を集めた傑作長編がついに復刊。
- Volume
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下 ISBN 9784094063073
Description
前任者の突然の退社により、右も左も分からないまま、デパート業界誌の編集長となってしまった松尾勇は、酒場でケンカをして留置場に入れられたり、先輩社員たちとの麻雀で大負けしたりと、慌ただしい毎日を過ごしていた。そんな松尾の心の支えとなっていたのは、親友の町田を通じて知り合った海老名千鶴の存在だった。徐々に仕事のコツを掴み、念願の部下もできた松尾は、さらなる野望に向けて新たな一歩を踏み出した!『哀愁の町に霧が降るのだ』『新橋烏森口青春篇』に続く自伝的青春小説の傑作。
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