軟骨的抵抗者 : 演歌の祖・添田啞蟬坊を語る
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軟骨的抵抗者 : 演歌の祖・添田啞蟬坊を語る
金曜日, 2017.8
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軟骨的抵抗者 : 演歌の祖添田啞蟬坊を語る
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ナンコツテキ テイコウシャ : エンカ ノ ソ・ソエダ アゼンボウ オ カタル
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文献, 作品目録あり
Description and Table of Contents
Description
明治から昭和初期にかけて活躍した近代流行歌の祖、添田唖蝉坊(1872〜1944年)がいま見直されている。風刺やユーモアに満ちた唖蝉坊の歌は、貧困が拡大する現代の世相に響き合い、いまも人々の心にしみいる。「ストライキ節」「ラッパ節」など、多くの人が一度は聴いたことがあるメロディーは数知れない。1%の富裕層や政治家のために「戦争ができる国」づくりを目指す現政権への痛烈な批判にもなっている。「正調」唖蝉坊を歌い継ぐ土取利行さんと、明治の社会運動に詳しい鎌田慧さんが語り合う。
Table of Contents
- 第1章 民衆がひろく共感する歌とは(演歌は演説歌から始まった;郡上一揆と講釈師、馬場文耕;植木枝盛の民権数え歌;「パイノパイノパイ」)
- 第2章 日本古来の感性を活かすには(知道最後の内弟子、桃山晴衣;坂本龍一からピーター・ブルックへ;桃山晴衣とのパリでの出会い;鹿島清兵衛と伊藤博文)
- 第3章 政府の弾圧にどう対抗するか(演歌に必要なものとは;妻の死と大逆事件、「むらさき節」秘話;ビートルズと原発;唖蝉坊晩年の遊行・偏路生活)
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