東アジアの文学圏
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書誌事項
東アジアの文学圏
(シリーズ日本文学の展望を拓く / 小峯和明監修, 第1巻)
笠間書院, 2017.11
- タイトル別名
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東アジアの文化圏
東アジアの文学圏
東アジアの文化圏
- タイトル読み
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ヒガシアジア ノ ブンガクケン
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注記
奥付のタイトル (誤植) : 東アジアの文化圏
監修: 小峯和明
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
各国の文学・文化を相互に対照し、輻輳する読みをかさねあわせ、東アジア古典学の未来を創る。日本文学とその研究がこれまでに担ってきた領域、これから創造していく可能性をもつ領域とは何か。人文学としての文学が人間社会に果たしうる役割に関して、より豊かな議論を成り立たせるには、これからどうしていけばよいのか。日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ第1巻。
目次
- 総論—交流と表像の文学世界
- 第1部 東アジアの交流と文化圏(東アジア・“漢字漢文文化圏”論;『竹取物語』に読む古代アジアの文化圏 ほか)
- 第2部 東アジアの文芸の表現空間(「離騒」と卜筮—楚簡から楚辞をよむ;『日本書紀』所引書の文体研究—「百済三書」を中心に ほか)
- 第3部 東アジアの信仰圏(東アジアにみる『百喩経』の受容と変容;『弘賛法華伝』をめぐって ほか)
- 第4部 東アジアの歴史叙述の深層(日本古代文学における「長安」像の変遷—“実”から“虚”へと;『古事集』試論—本文の特徴と成立背景を考える ほか)
「BOOKデータベース」 より