文学史の時空
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書誌事項
文学史の時空
(シリーズ日本文学の展望を拓く / 小峯和明監修, 第4巻)
笠間書院, 2017.11
- タイトル読み
-
ブンガクシ ノ ジクウ
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注記
監修: 小峯和明
内容: 諸言(鈴木彰), 総論: 往還と越境の文学史にむけて, 第1部: 文学史の領域(1「〈環境文学〉構想論」-6「『明治往生伝』の伝法意識と護法意識」, コラム(「中世・近世の『伊勢物語』」, 「〈異国合戦〉の文学史」)), 第2部: 和漢の才知と文学の交響(1「紫式部の内なる文学史」-5「和歌風俗論」, コラム(「"文学"史の構想」, 「個人と集団」)), 第3部: 都市と地域の文化的時空(1「演戯することば、受肉することば」-5「近代日本と植民地能楽史の問題」, コラム「創造的破壊」), 第4部: 文化学としての日本文学(1「反復と臨場」-6「「ロンドン抜書」の中の日本」, コラム(「南方熊楠の論集構想」, 「理想の『日本文学史』とは?」)), あとがき(小峯和明), 執筆者プロフィール, 全巻構成(付キーワード), 索引(人名/作品・資料名)
参考文献あり
収録内容
- 往還と越境の文学史にむけて : 総論 / 宮腰直人 [執筆]
- 〈環境文学〉構想論 / 小峯和明 [執筆]
- 古典的公共圏の成立時期 / 前田雅之 [執筆]
- 中世の胎動と『源氏物語』 / 野中哲照 [執筆]
- 中世・近世の『伊勢物語』 : 「梓弓」を例に / 水谷隆之 [執筆]
- キリシタン文学と日本文学史 / 杉山和也 [執筆]
- 〈異国合戦〉の文学史 / 佐伯真一 [執筆]
- 近代日本における「修養」の登場 / 王成 [執筆]
- 『明治往生伝』の伝法意識と護法意識 : 「序」「述意」を中心に / 谷山俊英 [執筆]
- 紫式部の内なる文学史 : 「女の才」を問う / 李愛淑 [執筆]
- 『浜松中納言物語』を読む : 思い出すこと、忘れないことをめぐって / 加藤睦 [執筆]
- 『蜻蛉日記』の誕生について : 「嫉妬」の叙述を糸口として / 陳燕 [執筆]
- "文学"史の構想 : 正接関数としての / 竹村信治 [執筆]
- 藤原忠通の文壇と表現 / 柳川響 [執筆]
- 和歌風俗論 : 和歌史を再考する / 小川豊生 [執筆]
- 個人と集団 : 文芸の創作者を考え直す / ハルオ・シラネ [執筆]
- 演戯することば、受肉することば : 古代都市平安京の「都市表象史」を構想する / 深沢徹 [執筆]
- 近江地方の羽衣伝説考 / 李市埈 [執筆]
- 創造的破壊 : 中世と近世の架け橋としての『むさしあぶみ』 / デイヴィッド・アサートン [執筆]
- 南奥羽地域における古浄瑠璃享受 : 文学史と語り物文芸研究の接点を求めて / 宮腰直人 [執筆]
- 平将門朝敵観の伝播と成田山信仰 : 将門論の位相・明治篇 / 鈴木彰 [執筆]
- 近代日本と植民地能楽史の問題 : 問題の所在と課題を中心に / 徐禎完 [執筆]
- 反復と臨場 : 物語を体験すること / 會田実 [執筆]
- ホメロスから見た中世日本の『平家物語』 : 叙事詩の語用論的な機能へ / クレール=碧子・ブリッセ [執筆]
- 浦島太郎とルーマニアの不老不死説話 / ニコラエ・ラルカ [執筆]
- 仏教説話と笑話 : 『諸仏感応見好書』を中心として / 周以量 [執筆]
- 南方熊楠論文の英日比較 : 「ホイッティントンの猫--東洋の類話」と「猫一疋の力に憑って大富となりし人の話」 / 志村真幸 [執筆]
- 「ロンドン抜書」の中の日本 : 南方熊楠の文化交流史研究 / 松居竜五 [執筆]
- 南方熊楠の論集構想 : 毛利清雅・高島米峰・土宜法龍・石橋臥波 / 田村義也 [執筆]
- 理想の『日本文学史』とは? / ツベタナ・クリステワ [執筆]
内容説明・目次
内容説明
人びとの関心を喚起する未知の学域は、なお豊かに存在する。日本文学とその研究がこれまでに担ってきた領域、これから創造していく可能性をもつ領域とは何か。人文学としての文学が人間社会に果たしうる役割に関して、より豊かな議論を成り立たせるには、これからどうしていけばよいのか。日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ第4巻。
目次
- 総論—往還と越境の文学史にむけて
- 第1部 文学史の領域(“環境文学”構想論;古典的公共圏の成立時期 ほか)
- 第2部 和漢の才知と文学の交響(紫式部の内なる文学史—「女の才」を問う;『浜松中納言物語』を読む—思い出すこと、忘れないことをめぐって ほか)
- 第3部 都市と地域の文化的時空(演戯することば、受肉することば—古代都市平安京の「都市表象史」を構想する;近江地方の羽衣伝説考 ほか)
- 第4部 文化学としての日本文学(反復と臨場—物語を体験すること;ホメロスから見た中世日本の『平家物語』—叙事詩の語用論的な機能へ ほか)
「BOOKデータベース」 より