私が出会った人々
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書誌事項
私が出会った人々
(故旧哀傷, [1])
青土社, 2017.10
- タイトル別名
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私が出会った人々
- タイトル読み
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ワタクシ ガ デアッタ ヒトビト
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注記
『ユリイカ』連載を単行本化
内容説明・目次
内容説明
人格形成を育んだ故人たちへの鎮魂。定年を前に自死した若き日の俊才、生涯自己を陶冶し続けた経済学者、名声を博し、あるいは挫折して追放された経営者たち、大文学者の素顔…多彩な友人・知己から十二名の故人を偲び、哀悼と傷心を綴った十二章。
目次
- 萩原雄二郎—御巣鷹山事故により引責辞任した日航元専務の晩年
- 大西守彦—過重債務のため自死するに至った一高時代の親友の悲運
- 中村光夫—文学は片手間にできないとの忠告をうけた文学上の師
- 大岡昇平—徹底的に正確さにこだわる大作家
- 盛田昭夫—ソニー創業時の辛酸と卓越した先見性
- 磯輪英一—一般には無名だが業界では世界屈指の企業を築いた経営者
- 松田耕平—明朗闊達な愛すべき経営者の行動とその挫折
- 高原紀一—早熟な文学的才能で瞠目させた、波瀾に富んだ旧友
- 川島廣守—プロ野球コミッショナーと黒い霧事件
- 安東次男—厳しく狷介だが、心根は優しかった孤高の文学者
- 武田百合子—少女期の彼女を描いた作品などからみた天性のエッセイスト
- 日高普—生涯をかけて人間の垢をそぎ落とした経済学者
「BOOKデータベース」 より