ウィリアム・ゴールディングの読者

書誌事項

ウィリアム・ゴールディングの読者

宮原一成著

開文社出版, 2017.10

タイトル別名

ウィリアムゴールディングの読者

タイトル読み

ウィリアム ゴールディング ノ ドクシャ

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注記

引用文献一覧: p377-389

内容説明・目次

目次

  • 『蝿の王』における読者の拘束—“むき出しの人”を読ませるために
  • 『後継者たち』に見る断絶と架け橋—読ませるための拘束と受け入れ
  • 読者が捨てきれない/読者に捨てさせない—『ピンチャー・マーティン』における意味の標識
  • 読み書きの時間—『自由落下』における書く行為の純粋持続と読む行為
  • 読ませるゴールディングから読まれるゴールディングへ—転機とその後
  • 『尖塔』における読み手の自負と偏見、そしてその教化
  • 『ピラミッド』の非倫理的な読み手から学ぶ“読むことの倫理”
  • “一”を目指す“二”—『可視の闇』に見る複製と復元願望としての解釈行為
  • 読み手の革命の貧弱さ—ジェイムズ・コリーの手紙から読む『通過儀礼』
  • 白紙から読む『ペーパー・メン』—“作者の死”が死なせたもの
  • 「雪の平原」としてのエジプト—自らを読み直すゴールディング
  • 『海洋三部作』に見る“信頼できる語り手”と“読んで書くことの魔性”
  • 『蝿の王』とビルとビル・ゴールディング

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB24835153
  • ISBN
    • 9784875710899
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 400p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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