言葉となればもう古し : 加藤楸邨論
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言葉となればもう古し : 加藤楸邨論
朔出版, 2017.10
- タイトル読み
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コトバ ト ナレバ モウ フルシ : カトウ シュウソン ロン
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注記
加藤楸邨略年譜: p284-288
内容説明・目次
内容説明
「人間探求派」という括りが意味したものは何だったのか。ヒューマニズム、正しい生き方、箴言的表現、そんなところに楸邨の本領はない。楸邨の本質は、一回性の対象との出会いを通して「私」を刻印することに他ならない。これまでの定説を覆す、新たなる楸邨論。
目次
- 第1章 楸邨俳句の基点(十七音量性の理論と実践—『現代俳句の中心問題』と句集『寒雷』;それぞれの隠岐—第四句集『雪後の天』と僕ら;水原先生診察日 ほか)
- 第2章 リアルの系譜—子規から楸邨へ(「写生」と「花鳥諷詠」;子規への軽視と誤解—「第二芸術」論の功罪;稲の一穂—子規の「写生」 ほか)
- 第3章 刻々の楸邨(第一句集 『寒雷』を読む;第二句集 『颱風眼』を読む;第三句集 『穂高』を読む ほか)
「BOOKデータベース」 より