明治の御世の「坊っちやん」

書誌事項

明治の御世の「坊っちやん」

古山和男著

春秋社, 2017.10

タイトル別名

明治の御世の坊っちやん

タイトル読み

メイジ ノ ミヨ ノ 「ボッチヤン」

大学図書館所蔵 件 / 35

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

夢幻能の様式を借り、戯作の技法を駆使して生み出された諷刺文学—これこそが、この小説の神髄である。真の舞台は「四国」の松山ではなく、日露戦争で激戦の地となった「清国」の旅順—そして「赤シやツ」を「山県有朋」、「うらなり」を「乃木希典」、「坊っちやん」をなんと「明治天皇」に読み替えることで、壮大な夢幻能の舞台が立ち現れる。

目次

  • 序章 能楽仕立ての戯作小説
  • 第1章 ワキの「坊っちやん」
  • 第2章 旅順口の「幽魂」
  • 第3章 悪鬼の「赤シやツ」と「野だいこ」
  • 第4章 「山嵐」と「うらなり」
  • 第5章 「主役」登場
  • 第6章 天誅の修羅場
  • 終章 百年かけて斃す敵

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ