明治の御世の「坊っちやん」
著者
書誌事項
明治の御世の「坊っちやん」
春秋社, 2017.10
- タイトル別名
-
明治の御世の坊っちやん
- タイトル読み
-
メイジ ノ ミヨ ノ 「ボッチヤン」
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内容説明・目次
内容説明
夢幻能の様式を借り、戯作の技法を駆使して生み出された諷刺文学—これこそが、この小説の神髄である。真の舞台は「四国」の松山ではなく、日露戦争で激戦の地となった「清国」の旅順—そして「赤シやツ」を「山県有朋」、「うらなり」を「乃木希典」、「坊っちやん」をなんと「明治天皇」に読み替えることで、壮大な夢幻能の舞台が立ち現れる。
目次
- 序章 能楽仕立ての戯作小説
- 第1章 ワキの「坊っちやん」
- 第2章 旅順口の「幽魂」
- 第3章 悪鬼の「赤シやツ」と「野だいこ」
- 第4章 「山嵐」と「うらなり」
- 第5章 「主役」登場
- 第6章 天誅の修羅場
- 終章 百年かけて斃す敵
「BOOKデータベース」 より