非対称の文法 : 「他者」としての日本語
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非対称の文法 : 「他者」としての日本語
文化科学高等研究院出版局, 2017.11
- タイトル別名
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Grammaire des dissymétries : la langue japonaise en tant qu' "autre"
非対称の文法 : 「他者」としての日本語 : 言語論
非対称の文法 : 他者としての日本語
- タイトル読み
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ヒタイショウ ノ ブンポウ : 「タシャ」トシテノ ニホンゴ
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注記
『季刊iichiko』に「日・仏二言語間の非対称を通して見られた日本語文法」というタイトルで掲載された8回にわたる連載、「金谷武洋の日本語論」特集号 (2012年冬号NO.113) に掲載された「越境する三上章と金谷文法」を「付論」として加えたもの
背に「言語論」とあり
内容説明・目次
内容説明
日本語文法が世界の敷居を踏み越えるべく、日・仏二言語間の文法の非対称に焦点を当て、哲学・言語論における、前進を阻害する認識論的障害を検証し、飽くことなく先行理論及び同時代の理論との対話を試み、負の遺産に鋭い批判を加えつつも一貫して正の遺産へと転化させる努力を続けて、世界の言語理論へ寄与する通道を開く、パリ在住の著者の渾身の文法・言語理論。そして、格助辞システムのエッセンスがここに描かれる!
目次
- 1章 日・仏二言語間の非対称性を通して見られた日本語文法
- 2章 言文一致体成立「以後」の日本語の時間表現
- 3章 布置の変容後の「ている」の位置
- 4章 空間表現(1)「場所・格助辞・動詞」システム
- 5章 空間表現(2)「格助辞システム」の普遍性
- 6章 佐久間鼎の「切断」あるいは文法論の定礎
- 7章 「格」作業と「結び」作業の恊働
- 8章 「他者」としての日本文法の行方
- 付録 越境する三上章と金谷文法
「BOOKデータベース」 より