銀杏 (ぎんなん) 手ならい
著者
書誌事項
銀杏 (ぎんなん) 手ならい
祥伝社, 2017.11
- タイトル別名
-
銀杏手ならい
- タイトル読み
-
ギンナン テナライ
大学図書館所蔵 件 / 全6件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 巻末
収録内容
- 銀杏手ならい
- 捨てる神拾う神
- 呑んべ師匠
- 春の声
- 五十の手習い
- 目白坂の難
- 親ふたり
内容説明・目次
内容説明
小日向水道町にある、いちょうの大樹が看板の『銀杏堂』は、嶋村夫妻が二十五年に亘って切り盛りしてきた手習指南所。子を生せず、その家に出戻ることになった一人娘の萌は、隠居を決め込む父・承仙の跡を継ぎ、母・美津の手助けを得ながら筆子たちに読み書き算盤を教えることに。だが、親たちは女師匠と侮り、子供たちは反抗を繰り返す。彼らのことを思って為すことも、願い通りに届かない。そんなある日、手習所の前に捨てられていた赤ん坊をその胸に抱いた時、萌はその子を引き取る決心を固めるが…。子供たちに一対一で向き合い、寄り添う若き手習師匠の格闘の日々を、濃やかな筆致で鮮やかに描き出す珠玉の時代小説!
「BOOKデータベース」 より