SFの先駆者今日泊亜蘭 : "韜晦して現さず"の生涯
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書誌事項
SFの先駆者今日泊亜蘭 : "韜晦して現さず"の生涯
青蛙房, 2017.10
新版
- タイトル別名
-
評伝・SFの先駆者今日泊亜蘭
今日泊亜蘭 : SFの先駆者
SFの先駆者今日泊亜蘭 : 韜晦して現さずの生涯
- タイトル読み
-
SF ノ センクシャ キョウドマリ アラン : トウカイ シテ アラワサズ ノ ショウガイ
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注記
初版のタイトル: 評伝・SFの先駆者今日泊亜蘭
「大衆文学研究」の連載『評伝・今日泊亜蘭』 (110号-123号, 1996年5月-2000年7月) より、『評伝・今日泊亜蘭』を加筆訂正し、新たに4章を書き加えたもの
文献資料及び取材協力者: p252-254
内容説明・目次
内容説明
画家の父・水島爾保布の影響を強く受けて一切の束縛を嫌い退学して独学で文学や外国語を学び数カ国語の通訳をこなす。やがて、江戸川/乱歩に見出されて科学小説家として活躍する。日本のSFの基礎を築いた文学者の、その独自の生き方を追求。
目次
- 韜晦して現さず—四十年の空白を経て
- 処女作『桜田門』—「文芸日本」に作品発表
- 「文芸日本」から探偵小説、科学小説へ—同人たちの作品評
- 父・水島爾保布の周辺—無想庵、潤、春夫等文人が集まる
- 根岸小学校の頃—父、爾保布と如是閑の交流
- 心情的アナーキスト—言語学を学ぶため上智大学へ
- ヨーロッパへ密航—言語学を目指し冒険旅行
- 泉鏡花に心酔—作品にも生活にも強い影響
- 戦争下の「高等遊民」—武林イヴォンヌをめぐって
- 米軍通訳、そして結婚—疎開先の戦後生活〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より