スポーツがつくったアジア : 筋肉的キリスト教の世界的拡張と創造される近代アジア

書誌事項

スポーツがつくったアジア : 筋肉的キリスト教の世界的拡張と創造される近代アジア

シュテファン・ヒューブナー著 ; 高嶋航, 冨田幸祐訳

一色出版 , 悠書館 (発売), 2017.11

タイトル別名

Pan-Asian sports and the emergence of modern Asia, 1913-1974

Pan‐Asian sports : and the emergence of modern Asia 1913-1974

タイトル読み

スポーツ ガ ツクッタ アジア : キンニクテキ キリストキョウ ノ セカイテキ カクチョウ ト ソウゾウ サレル キンダイ アジア

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注記

その他のタイトルは標題紙裏による

参考文献: p482-520

原著 (National University of Singapore Press, 2016) の全訳

内容説明・目次

内容説明

圧倒的なパワーと影響力により、スポーツを通して試みられた欧米による西洋的価値観の移植戦略と、それに応じてとられたアジア各国の近代化戦略。両者の間の複雑なダイナミズムを跡づけるグローバルヒストリー。

目次

  • 序章
  • 第1章 筋肉的キリスト教と西洋の「文明化の使命」—エルウッド・S.ブラウンと極東大会の創設
  • 第2章 一九二〇年代から一九三〇年代の極東大会と西アジア大会—「アジア人の、アジア人による、アジア人のための大会」
  • 第3章 スポーツを通じたネルーのアジア建設—第一回アジア大会、脱植民地化、国際的平和、近代化、発展(一九五一年三月四日〜一一日)
  • 第4章 「自由世界」に属する「自由国家」—フィリピンの独立、曖昧な民主主義、第二回アジア大会(一九五四年五月一〜九日)
  • 第5章 「我々にオリンピックを与えたまえ」—平和的国際主義、「新生」日本、オリンピック水準の達成、第三回アジア大会(一九五八年五月二四日〜六月一日)
  • 第6章 インドネシアを非同盟アジアの灯台に変える—スカルノ政権、第四回アジア大会、帝国主義と新植民地主義に対する闘争
  • 第7章 国王、軍、タイの発展—第五、六回アジア大会の連続開催(一九六六年一二月九日〜二〇日、一九七〇年)
  • 第8章 イランとインド洋地域計画—大ペルシア帝国、石油による富、第七回アジア大会(一九七四年九月一日〜一六日)
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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