ミシェル・フーコー、経験としての哲学 : 方法と主体の問いをめぐって
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書誌事項
ミシェル・フーコー、経験としての哲学 : 方法と主体の問いをめぐって
法政大学出版局, 2017.11
- タイトル別名
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Michel Foucault : la philosophie comme expérience
ミシェルフーコー経験としての哲学 : 方法と主体の問いをめぐって
- タイトル読み
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ミシェル・フーコー、ケイケン トシテノ テツガク : ホウホウ ト シュタイ ノ トイ オ メグッテ
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注記
参考文献: 巻末p6-15
パリ第十大学に提出した博士論文「La méthode archéologique de Michel Foucault : le statut du sujet」(2006年提出) を日本語で書き改めたもの
内容説明・目次
内容説明
あらゆる経験的な価値を自明なものとせず、その自明性を歴史的な生成過程のうちに置き直すフーコー。「権力」「狂気」「性」の系譜を洗い出しながら、その意味を鍛え直し、変容させ、新たな概念を立ち上げ、分析の領域を拓き、哲学的思考の新たな様態を導入する。主体、統治、真理、歴史、考古学から系譜学へ。フーコーの思考の変動を動態的に描き出し、その“哲学”とともに新たなフーコーを誕生させる。
目次
- 序論
- 第1部 知の考古学に向けて—一九五四‐一九六六年(出発点—心理学の時代;一九六一年—『狂気と非理性』と人間学批判;考古学という方法とその問題)
- 第2部 転換点と断絶—一九六六‐一九六九年(『言葉と物』—考古学の限界点;新たな方法に向かって;『知の考古学』とその方法)
- 第3部 系譜学の時代—一九七〇年以後(系譜学の導入;研究の様態としての系譜学;主体と主体性)
- 結論
「BOOKデータベース」 より