超現実と東洋の心 : 東洋的心性の、詩における普遍的な意味を探る
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超現実と東洋の心 : 東洋的心性の、詩における普遍的な意味を探る
土曜美術社出版販売, 2017.11
- タイトル別名
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超現実と東洋の心 : 東洋的心性の詩における普遍的な意味を探る
- タイトル読み
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チョウゲンジツ ト トウヨウ ノ ココロ : トウヨウテキ シンセイ ノ シ ニ オケル フヘンテキ ナ イミ オ サグル
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内容説明・目次
内容説明
シュルレアリスムは、第一次大戦後、ブルトンが中心となってフランスで興した芸術運動だが、それは、自己や自己の居場所の喪失を踏まえた上での、「絶対」希求の運動として、一個人、一時代を超えた普遍性を所持している。この本は、その普遍性を見据えつつ詩や詩人を論じた注目の書である。
目次
- 序詩 蝉の手紙
- 1(「うまきこと、へたの如し」という言葉と東洋の心—詩の技術をめぐる一考察;詩と居場所の喪失—清岡卓行の詩と詩的営為をめぐって;存在のはかなさと彼岸の花としての詩—内山登美子詩集『天の秤に』をめぐって;「見者」の体験と「見性」ということ—ランボオと東洋の心)
- 2(山村暮鳥詩集『聖三稜玻璃』の前衛性とその挫折をめぐって—超現実とc´ommon s´enseとのかかわりをめぐる一考察;シュルレアリスムと東洋の心—西脇順三郎の所説を踏まえて)
- 3(詩と疎外とのかかわりをめぐる一考察—暗号の解読と詩人であるということ;詩と生命とのかかわりについて;シュルレアリスムと「生きる」ということ—無意識の「無」と、無心の「無」とのかかわりを踏まえて)
「BOOKデータベース」 より