佐藤栄作 : 最長不倒政権への道
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佐藤栄作 : 最長不倒政権への道
(朝日選書, 966)
朝日新聞出版, 2017.12
- タイトル読み
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サトウ エイサク : サイチョウ フトウ セイケン エノ ミチ
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参考文献あり
佐藤栄作略年譜: p426-439
内容説明・目次
内容説明
7年8カ月に及ぶ最長不倒政権を担った佐藤栄作。沖縄返還を成し遂げ、非核三原則でノーベル平和賞を受賞したほか、日韓国交正常化も実現している。内政ではライバルの池田勇人に対抗すべく「社会開発」を打ち出し、経済成長を持続させた。その業績は戦後屈指といえるだろう。「Sオペ」やブレーンを活用した官邸主導も、佐藤政権の新しいスタイルである。他方、密使を多用した「核密約」や「繊維密約」、日米安保体制の変質、不成功に終わった対中工作、「人事の佐藤」らしからぬミスやおごりなど、再検討すべき点も少なくない。『佐藤栄作日記』はもとより、新たに公開された「楠田實資料」や外交文書など膨大な資料をもとに、佐藤の全生涯と自民党政治を描きだす。研究者による初の本格的評伝。
目次
- 序章 華麗なる一族—市郎・信介・栄作の三兄弟と松岡洋右
- 第1章 鉄道省の「鈍足」、そして「三段跳びの栄作」
- 第2章 「吉田学校の優等生」—政治家への転身
- 第3章 「待ちの政治」—岸内閣蔵相から池田内閣通産相へ
- 第4章 「社会開発」と「自主外交」—第一次佐藤内閣
- 第5章 沖縄返還と「密約」—第二次佐藤内閣
- 第6章 最長不倒二七九七日—第三次佐藤内閣
- 終章 ノーベル平和賞—晩年の栄光と急逝
「BOOKデータベース」 より