書誌事項

血脈

佐藤愛子著

(文春文庫, [さ-18-29], [さ-18-30], [さ-18-31])

文藝春秋, 2017.12

  • 上 : 新装版
  • 中 : 新装版
  • 下 : 新装版

タイトル読み

ケツミャク

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注記

叢書番号はブックジャケットによる

単行本は2001年(上巻1月, 中巻2月, 下巻3月)文藝春秋刊, 文庫は2005年1月刊文春文庫

引用文献: 各巻末, 参考文献: 下巻巻末

内容説明・目次

巻冊次

上 : 新装版 ISBN 9784167909789

内容説明

物語は大正四年、人気作家・佐藤紅緑が妻子を捨て、新進女優の横田シナを狂おしく愛したことに始まる。父親への屈折した思いを胸に、散り散りになる八郎、節、弥、久の四人の息子たち。シナのつれなさに苦悩する紅緑が半ば別れを覚悟した矢先、シナの妊娠が判明。大正十二年、愛子の誕生で、二人は離れられぬ宿命を受け入れる。
巻冊次

中 : 新装版 ISBN 9784167909796

内容説明

末息子の久が心中を図り死んだ。サトウハチローとなった八郎は、いまや売れっ子詩人で、所々に女を囲っていた。節と弥は相変わらず、親に金の無心を続けている。戦争の足音とともに紅緑に忍び寄る老いの影。敗戦を迎え、節を広島で、弥をフィリピンで失った。息子の放蕩から解き放たれ、紅緑の生命もまた輝きを失っていく。
巻冊次

下 : 新装版 ISBN 9784167909802

内容説明

紅緑を看取り、シナは過ぎ去った四十年を思う。夫と別れた愛子に、小説を書くことを勧めたのはシナだった。ヒロポン中毒の八郎の家で繰り返される、佐藤家の因縁。愛子は再婚するも夫の会社が倒産し、多額の借金を背負う。シナが世を去り、八郎が急死。佐藤家を焼き尽くす因縁の炎の行方を見据えるのは、残された愛子であった。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB25088738
  • ISBN
    • 9784167909789
    • 9784167909796
    • 9784167909802
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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