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正岡子規

福田清人, 前田登美著

(Century books, . 人と作品||ヒト ト サクヒン)

清水書院, 2017.9

  • : 新装版

Title Transcription

マサオカ シキ

Available at  / 13 libraries

Note

背の責任表示: 福田清人編, 前田登美著

年譜: p199-203

参考文献: p204

Description and Table of Contents

Description

正岡子規の名は、近代文学において不朽である。彼は俳人であり、歌人であり、写生文家であった。同時に彼の生涯は病魔との闘いの連続であった。二十二歳の若年にして喀血して以来、激痛と高熱に見舞われ、ほとんど病床から離れることは不可能であった。「写生」を基盤とした俳句革新、短歌革新、写生文創始などの偉大な業績は、すべてそういう彼の、小さな病室でなされたのである。しかし彼は野心家であった。日毎に衰弱していく肉体の中で、彼の野望は火のごとく燃えあがった。私たちが今、近代の短詩型文学について語ろうとすれば、まっさきに子規を語り、彼の唱導した「写生」を語らねばならない。彼こそ短詩型文学の父である。おそらく俳句や短歌が消滅しないかぎり、彼の名は永遠に伝えられるであろう。

Table of Contents

  • 第1編 正岡子規の生涯(不屈の一生;やさしい少年時代;大志を抱く—血気に燃えて;野望の鬼;闘病のはてに—短く、たくましく)
  • 第2編 作品と解説(革新の火—俳句;写生の道—俳論;更に短歌を—短歌;既成歌壇攻撃—歌論;写生文の道—小説・随筆)

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Details

  • NCID
    BB25093895
  • ISBN
    • 9784389401115
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    206p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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