日本がバカだから戦争に負けた : 角川書店と教養の運命
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日本がバカだから戦争に負けた : 角川書店と教養の運命
(星海社新書, 116)
星海社 , 講談社 (発売), 2017.10
- タイトル読み
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ニホン ガ バカ ダカラ センソウ ニ マケタ : カドカワ ショテン ト キョウヨウ ノ ウンメイ
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内容説明・目次
内容説明
日本がバカだったから戦争に負けた。そう考えた角川書店創業者・角川源義は、戦後日本の「教養」の復興をめざし、角川文庫を創刊する。二代目角川春樹の「大衆文化」、三代目角川歴彦の「オタク文化」、そして四代目となるドワンゴ代表・川上量生の「工学的知」と角川4代は「教養」をいかに変貌させたのか。戦後日本の「知」の運命とその将来を見通す。『「おたく」の精神史』と『二階の住人とその時代』に続く、大塚英志にしか書けない“八〇年代サブカルチャー私史三部作”完結編にして、メディアの未来を予言する必読書。
目次
- 第1部 「教養」から「ニコ知」へ(「教養」の時代、「大衆」の時代、「サブカルチャー」の時代;煩悶青年の新しい「円本」—源義の「教養」;アングラと大衆動員—春樹の「教養」 ほか)
- 第2部 TRPGからプラットフォームへ(モニターと端末;企業思想としてのTRPG;『コンプティーク』と「世界観」のあるまんが ほか)
- 第3部 「教養」は工学化されるのか(『ジャンプ』は本当に「教養」なのか;川上量生は何故、宮崎駿に叱られたのか;プラットフォームは公共性のツールとなるか)
「BOOKデータベース」 より