鉄のあけぼの
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書誌事項
鉄のあけぼの
(日経文芸文庫, く1-3,
日本経済新聞出版社, 2014.8
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テツ ノ アケボノ
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注記
毎日新聞社2012年刊の文庫化
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784532280406
内容説明
戦中・戦後の苦難を乗り越え、昭和25年に川崎製鉄初代社長に就任するや、西山弥太郎は、千葉に世界最新鋭の製鉄所を建設するとぶち上げる。日銀の「法王」一万田尚登総裁が「強行するなら、ぺんぺん草が生えることになる」と毒づいたと言われる中、第一銀行の酒井杏之助頭取は「もはや矢は弦を離れた」と支援に踏み切り、通産省の若手官僚たちも「日本の再建には良質の鉄が必要だ」と訴えた。
目次
- 第1章 吾妻村
- 第2章 製鋼掛主任
- 第3章 軍需工場
- 第4章 瓦礫の中で
- 第5章 川崎製鉄誕生
- 巻冊次
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下 ISBN 9784532280413
内容説明
念願の溶鉱炉を手にした西山弥太郎は、千葉製鉄所を完成させるため、世界銀行と融資の交渉を開始し、息つく間もなく岡山県水島工業地帯で新たな大製鉄所建設に乗り出す。人に優しく、自分に厳しく、工員たちから「おやじ」と慕われた西山は、絶妙の人使いで3万人近い従業員を束ね、病魔に斃れる最期の瞬間まで、最高の鉄づくりに執念を燃やした。—“鉄のパイオニア”の生涯、堂々の完結!
目次
- 第6章 高炉の病気
- 第7章 世銀借款
- 第8章 涙の第一ホット
- 第9章 夢の水島
- 第10章 哀愁尽きることなく
「BOOKデータベース」 より