現代の自殺 : 追いつめられた死:社会病理学的研究

書誌事項

現代の自殺 : 追いつめられた死:社会病理学的研究

石濱照子著

東信堂, 2017.11

タイトル別名

現代の自殺 : 追いつめられた死社会病理学的研究

タイトル読み

ゲンダイ ノ ジサツ : オイツメラレタ シ:シャカイ ビョウリガクテキ ケンキュウ

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注記

文献一覧: p204-216

内容説明・目次

内容説明

2016年、日本では毎日約60人が自殺した。近年は減少傾向にはあるとは言え、未だ世界ワーストレベルである。果たして、人々はこの異常さを認識しているだろうか?「自殺は個人の選択のひとつ。」このような意見を持ってしまうこと、それ自体がまさに近代化—個人主義、地域共同体の瓦解、家族の縮小—の暗部である。競争社会が「敗者」を死へと追い込む。その死は「個人の選択」とみなされる。もはや深刻な社会病理である。本書は、社会病理としての自殺の社会・文化的要因を明らかにし、行政が実践としてどう問題に対処できるかを提示する、よりよい社会の構築に向けた研究提言である。

目次

  • 第1章 序論
  • 第2章 「生」中心の現代社会の仕組み
  • 第3章 現代の社会病理現象としての自殺
  • 第4章 「追い込まれた死」としての「自殺」
  • 第5章 結論—自殺増加抑制
  • 第6章 今後の展望—地域社会の再生

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB25126462
  • ISBN
    • 9784798914497
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ix, 220p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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