古墳と池溝の歴史地理学的研究
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古墳と池溝の歴史地理学的研究
(日本史研究叢刊, 33)
和泉書院, 2017.12
- タイトル読み
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コフン ト チコウ ノ レキシ チリガクテキ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
河内平野・上町台地に展開する治水・潅漑事業の分析は、『記紀』などにふれられる大王陵や最古の溜池である依網池・狭山池、和気清麻呂の河内川などの解明に結びつく。本書は、各種地形図・古絵図の読解をもとに史的文献や発掘資料を援用し、現地踏査を基軸に置いて埋もれた古代歴史の価値を再発見する、歴史地理学に立脚した古墳・池溝の復原研究である。
目次
- 序章 研究の目的と課題
- 第1章 河内大塚山古墳の研究動向と周辺域古墳群の復原
- 第2章 近世初期の依網池の復原と水利機能
- 第3章 我孫子村絵図にみる依網池水利の特殊性
- 第4章 復原研究にみる古代依網池の開削
- 第5章 一九世紀初頭狭山池水下絵図にみる水利空間と溜池環境の考察
- 第6章 古墳周濠の土地条件と集水機能—大仙陵池への狭山池用水の導水をめぐって
- 第7章 大山古墳墳丘部崩形にみる尾張衆黒鍬者の関わりからの検討—誉田御廟山古墳墳丘部崩形との関連性をふまえて
- 第8章 和気清麻呂の河内川導水開削経路の復原とその検証
「BOOKデータベース」 より