契約責任の多元的制御

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契約責任の多元的制御

笠井修著

勁草書房, 2017.12

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ケイヤク セキニン ノ タゲンテキ セイギョ

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事項索引: p269-271

内容説明・目次

内容説明

多元主義の立場から契約責任の基本論点に挑戦。アメリカ契約法との比較を手掛かりに、契約法理論の新しい発展の可能性を展望。

目次

  • 第1章 契約法学における多元主義的理論の発展(契約法理論の還元主義的傾向とその克服;アメリカ契約法学の動向;多元主義的方法と伝統的論点における新しい発展)
  • 第2章 契約責任の帰責と過失の再評価(帰責事由論と制御要素;契約責任の多元的な帰責原理—アメリカ契約法におけるpacta sunt servandaと過失;倫理的評価に支えられた契約責任)
  • 第3章 損害賠償法における予見可能性の基礎付け(賠償されるべき損害の範囲と「予見可能性」—そこに働く諸法理の可能性;予見可能性法理の理解の可能性—アメリカ契約法学における多彩なアプローチ;民法416条の「予見可能性」の多元的正当化)
  • 第4章 損害賠償額算定の理論と規範(契約責任と賠償されるべき損害額の算定;アメリカ契約法における賠償されるべき損害の金銭的評価;損害賠償額算定と実体法規範)
  • 第5章 契約責任の新しい制御(アメリカ法の比較法的な検討成果;契約責任の帰責と過失;賠償されるべき損害の範囲の多元的正当化;損害賠償額の算定に関する実体法規範のあり方)

「BOOKデータベース」 より

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