普遍史の変貌 : ペルシア語文化圏における形成と展開
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書誌事項
普遍史の変貌 : ペルシア語文化圏における形成と展開
名古屋大学出版会, 2017.12
- タイトル別名
-
The transformation of the general histories in Persianate societies
- タイトル読み
-
フヘンシ ノ ヘンボウ : ペルシアゴ ブンカケン ニオケル ケイセイ ト テンカイ
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注記
博士学位請求論文「ペルシア語文化圏における普遍史書の研究 : 9-15世紀の歴史叙述における人類史認識」 (東京大学, 2013年提出) を大幅に加筆修正したもの
参考文献: p387-404
図表一覧: p412-414
索引: p415-444
内容説明・目次
内容説明
歴史叙述の根底を問い直す。前近代の世界には、天地創造に始まる人類の系譜を描く「普遍史」という歴史類型が存在した。著名な『王書』や『集史』から、地方王朝やモンゴル時代の多様な手稿本までを徹底的に調査し、世界認識のダイナミックな変容を跡づける力作。
目次
- 普遍史研究の意義と展望
- 第1部 『王書』以前の古代ペルシア史叙述—『王の書』から『王書』へ(旧約的普遍史と古代ペルシア史の相克;『王の書』の「復活」と流行—ペルシア系地方王朝における普遍史;フィルダウスィーの『王書』と古代ペルシア史—ガズナ朝における普遍史)
- 第2部 ペルシア語普遍史書の成立—『王書』から『選史』へ(『王書』の流行とペルシア語普遍史;ペルシア語普遍史とオグズ伝承—アブー・サイードの即位まで;旧約的普遍史、古代ペルシア史、オグズ伝承の接合—アブー・サイードとギヤース・ラシーディーの時代)
- 第3部 ペルシア語普遍史書の再編—『ペルシア列王伝』から『歴史集成』へ(古代ペルシア史の再編—ハザーラスプ朝におけるペルシア語文芸活動と『ペルシア列王伝』;イランの地の地方政権とイラン概念;イランの地の歴史からイランとトゥランの歴史へ—ティムール朝時代)
「BOOKデータベース」 より