戦争と虚構
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戦争と虚構
作品社, 2017.11
- タイトル読み
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センソウ ト キョコウ
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内容説明・目次
内容説明
災厄の気配。—鳴り響く早朝のJアラート。力なき笑いに覆われた“戦前”。—に満ちる転換期としての2010年代。『シン・ゴジラ』『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』、押井守、宮崎駿、リティ・パン、伊藤計劃、湯川遙菜、安倍晋三、東浩紀、土本典昭…、それらを星座のようにつなぎ合わせたとき、見えてくる未来とは。新たなる時評=批評の形。
目次
- 1 戦争と虚構—『シン・ゴジラ』『君の名は。』『この世界の片隅に』『ガルム・ウォーズ』(はじめに—来るべき政治=芸術的な批評理論のために;『シン・ゴジラ』—アニメ的でマジカルなファシズムに抗して;『君の名は。』—セカイ系とワカイ系のあいだで ほか)
- 2 今、絶対平和を問いなおす—敗戦後七〇年のアジア的な日常から
- 3 ジェノサイドのための映像論・序説—ジェノサイド映画と伊藤計劃(リティ・パン;ジョシュア・オッペンハイマー;伊藤計劃 ほか)
- 4 東浩紀論—強制収容所とテーマパークのあいだを倫理的に遊び戯れる(批評にとって欲望とは何か—二〇一三年の文化=社会運動;初期批評の諸問題—確率的暴力と新しい「人間」;『存在論的、郵便的』を読みなおす—匿名化という内省 ほか)
- 5 災厄のための映像論・序説—東日本大震災、あるいは水俣と「甦り」の映画
「BOOKデータベース」 より