島津四兄弟の九州統一戦
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書誌事項
島津四兄弟の九州統一戦
(星海社新書, 118)
星海社 , 講談社 (発売), 2017.11
- タイトル読み
-
シマズ ヨンキョウダイ ノ キュウシュウ トウイツセン
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注記
参考文献: p265-269
内容説明・目次
内容説明
九州を統一目前まで切り取った島津四兄弟(義久・義弘・歳久・家久)。彼らは固い絆で結ばれ、無類の強さを発揮して九州統一に邁進した—。このような四兄弟のイメージには、実は史料的な根拠を見いだすことができません。それでは、なぜ島津氏は北へと攻めのぼり、数々の合戦に勝利を収めることができたのでしょうか?本書では、これらの疑問に答えるべく、一次資料をもとに九州統一戦を追っていきます。その結果、「面目」が島津氏の行動原理となっていたこと、そして必ずしも「団結」とは言えない、四兄弟の個性が浮かび上がってきました。九州統一戦の挫折より、430年。いま、戦国島津氏研究の新境地がひらかれます!
目次
- プロローグ 島津四兄弟のイメージ
- 第1章 薩隅日三か国統一
- 第2章 高城・耳川合戦の衝撃—九州政治構造の解体
- 第3章 肥後進攻の開始
- 第4章 龍造寺隆信との対決と肥後平定
- 第5章 筑後・筑前・豊後への進攻と豊臣政権との対決
- 終章 島津氏にとっての「九州統一戦」の意義
「BOOKデータベース」 より