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中世武家服飾変遷史

山岸裕美子著

吉川弘文館, 2018.1

タイトル読み

チュウセイ ブケ フクショク ヘンセンシ

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注記

学位論文「武家服飾変遷史序説 : 鎌倉時代から室町時代へ」 (お茶の水女子大学, 2015年) を改題したもの

索引: 巻末p1-7

文献: p229-233

内容説明・目次

内容説明

服飾は着用する者の心情や美意識、身分や地位のみならず、社会の規範や秩序のあり方も映し出す。鎌倉から室町中期を対象に、絵巻に見える服飾の図版に併せ、一次史料である日記類の記述を考察。武士が公家に対抗し、秩序としていかなる服飾体系を築き、背後にどのような規範や企図があったのかを解明する。中世服飾史上の大転換を論じた意欲作。

目次

  • 序章 中世史研究のための新たな視点としての服飾
  • 第1章 鎌倉時代の狩衣・布衣の装いにみる武家
  • 第2章 鎌倉時代の水干の装いにみる武家—公家との対比から
  • 第3章 鎌倉時代の直垂の装いにみる武家
  • 第4章 「白直垂」の装いからみる武家—鎌倉時代から室町時代へ
  • 第5章 室町時代盛期における直垂の着用からみた公武関係—『満済准后日記』を中心として
  • 終章 装いが語る中世武家の意識

「BOOKデータベース」 より

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