文学の淵を渡る
著者
書誌事項
文学の淵を渡る
(新潮文庫, 10838,
新潮社, 2018.1
- タイトル読み
-
ブンガク ノ フチ オ ワタル
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注記
2015年4月新潮社刊の単行本に, 最終章「漱石100年後の小説家」を増補
内容説明・目次
内容説明
聖なるものと優れた小説がともにもつ、明快にして難解な言葉の有り様を語り、鴎外から中上健次まで百年間の名作小説を、実作者の眼で再検証する。また、外国詩を読み、翻訳する喜びを確認し合う傍らで、自らの表現を更新するたび「+1」を切望する、創作時の想いを明かす。日本文学の最前線を半世紀を超えて走り続けた小説家が、それぞれの晩年性から文学の過去と未来を遠望する対談集。
目次
- 明快にして難解な言葉
- 百年の短篇小説を読む
- 詩を読む、時を眺める
- 言葉の宙に迷い、カオスを渡る
- 文学の伝承
- 漱石100年後の小説家
「BOOKデータベース」 より