抑止力としての憲法 : 再び立憲主義について
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書誌事項
抑止力としての憲法 : 再び立憲主義について
岩波書店, 2017.12
- タイトル別名
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抑止力としての憲法 : 再び立憲主義について
抑止力としての憲法
- タイトル読み
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ヨクシリョク トシテ ノ ケンポウ : フタタビ リッケン シュギ ニツイテ
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参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
選挙での勝利=「民意」を盾にして進められる強引な政治に抗する原理として、「立憲主義」が注目されている。1973年に刊行した最初の著書で、戦後憲法学に「近代立憲主義」を復権させた著者が、自説に寄せられた批判に答えつつ、再び「近代」の構成原理への思索を突き詰め、憲法学のあり方や立憲主義と民主主義の関係などを問い直す。著者の立憲主義論の到達点。
目次
- 第1章 「知」が「近代」を構想したとき(「危機」への知の対応;「立憲主義」と「憲法制定権力」—対抗と補完 最近の内外憲法論議の中から;「ルソーの立憲主義」をめぐって—『社会契約論』を副題『国法諸原理』に即して読む)
- 第2章 「近代」が「自由」を制度化したとき(「近代」の公理の法学上の再発見とその問題性;「共和国」=立法中心主義と違憲審査制の「共存」?;憲法にとっての経済秩序—規範形式と規範内容から見て)
- 第3章 「近代」=「普遍」が「歴史」に向き合うとき(法・歴史・記憶;「歴史」にからめとられる「共和国」=「市民」?)
- 第4章 学問・政治・憲法のトリアーデ(戦後史の中の憲法学—一局面の概観;憲法に対する憲法学の向き合い方)
「BOOKデータベース」 より