デザインの思想、その転回
著者
書誌事項
デザインの思想、その転回
(エクリ叢書, 1)
オーバーキャストエクリ編集部, 2017.11
- タイトル別名
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Thoughts of design, its radical turn
- タイトル読み
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デザイン ノ シソウ ソノ テンカイ
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注記
著者はp[154]-[155]より
そのほかの著者: 掬矢吉水, 大林寛, 浅野紀予, 山本貴光, 神村誠, 吉岡洋
著者のヨミはエクリWebサイトより
内容説明・目次
内容説明
デザインの哲学に多くを期待するのは間違っている。多くではなく、すべてを期待することだけが正しい—本というものは、その装幀や造本も含めて、記憶のための装置でもある—エリー・デューリングのプロトタイプ論の作品は、ブルース・スターリングがデザイン・フィクションにおいて重視する具現化された制作物に通じている—デザインにもっとも重要となるのは、身体的な経験に根ざした感情ではなく、抽象的認識としての概念を操作する理性だ—デザインは、ゲシュタルトと律動の配置であり、要素と空間の関係、言葉と沈黙の間のメッセージ、意味と無意味の差異として現れる—デザインについて、そもそもどのように考えたらいいだろうか?
目次
- ポスト人間中心時代の理性によるデザイン
- ネットワークとしての身体とデザイン
- 対抗/退行のためのデザイン
- デザイン・フィクションとデッドメディア
- 記憶のデザインのために—来たるべき知識環境の構想
- タイポグラフィとはなにか
- デザインの「美しさ」について
- スピノザ哲学とデザイン
「BOOKデータベース」 より