「忖度」の構造 : 空気を読みすぎる部下、責任を取らない上司

書誌事項

「忖度」の構造 : 空気を読みすぎる部下、責任を取らない上司

榎本博明著

(イースト新書, 094)

イースト・プレス, 2017.12

タイトル別名

忖度の構造 : 空気を読みすぎる部下責任を取らない上司

タイトル読み

「ソンタク」 ノ コウゾウ : クウキ オ ヨミスギル ブカ セキニン オ トラナイ ジョウシ

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注記

参考文献: p204-207

内容説明・目次

内容説明

行政による許認可事業での総理大臣への「忖度」の有無が国会で議論されるなど、どこに原因があるのか究明の難しい社会問題が続発している。そこに共通するのは、「上」の人間の顔色をうかがう「下」の人間が、「上」の人間が指示していないことまで実行してしまうという構造的問題である。それを逆用する「上」の人間までいるからややこしい。ビジネスの世界でも、だれの指示なのかわからない仕事や、よかれと思ってしたことで責められる場面がよくあるのではないか。社会心理学の第一人者が、「日本型社会」に蔓延する病理を分析。

目次

  • 第1章 世の中を動かす「忖度」の正体
  • 第2章 「忖度」と日本人
  • 第3章 「忖度」に気づかない上司、「忖度」しないと怒る上司
  • 第4章 「忖度」できなくて困った部下、「忖度」しすぎて迷惑な部下
  • 第5章 「忖度」を利用する人々
  • 第6章 「忖度」社会を生きるための処方箋

「BOOKデータベース」 より

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