イマージュの肉 : 絵画と映画のあいだのメルロ=ポンティ

書誌事項

イマージュの肉 : 絵画と映画のあいだのメルロ=ポンティ

マウロ・カルボーネ著 ; 西村和泉訳

水声社, 2017.12

タイトル別名

La chair des images : Merleau-Ponty entre peinture et cinéma

イマージュの肉 : 絵画と映画のあいだのメルロポンティ

タイトル読み

イマージュ ノ ニク : カイガ ト エイガ ノ アイダ ノ メルロ ポンティ

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内容説明・目次

内容説明

『見えるものと見えないもの』の中心的主題である「肉」の概念を再考し、世界の現実を知覚と想像の両面でとらえる、まったく新しい存在哲学の書。創成期の映画の分析をとおしてイマージュの核心に迫ろうとしたメルロ=ポンティの遺志を継ぎ、伝統的な哲学から今日の現象学、西洋古来の芸術から現代メディアへの変遷をたどりながら、普遍的な人間の視覚意識を浮き彫りにする。

目次

  • 序章 今日の肉と視覚の思考
  • 第1章 肉—誤解の成り立ち
  • 第2章 野生になるには長い時間がかかる—メルロ=ポンティによるゴーガン、ゴーガンによるメルロ=ポンティ
  • 第3章 「見えるようにすること」—メルロ=ポンティとパウル・クレー
  • 第4章 哲学者とシネアスト—メルロ=ポンティと映画の思考
  • 第5章 肉の光—メルロ=ポンティ晩年の思考にみられる反プラトン的理念とネオプラトニズムの痕跡
  • 第6章 生と哲学のあいだの感受される理念

「BOOKデータベース」 より

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