ペンの力
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書誌事項
ペンの力
(集英社新書, 0915B)
集英社, 2018.1
- タイトル読み
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ペン ノ チカラ
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注記
年表: p231-233
参考文献: p234
内容説明・目次
内容説明
戦後七〇年間、暗黙のうちに、政治的な立場を表明せずに中立を保つことが作家のとるべき理想的態度とされてきた。だが、特定秘密保護法案やいわゆる「共謀罪」が可決され、言論の自由が岐路に立たされつつあるいま、「政治と文学」をめぐる従来的なスタンスは根本から問い直されている。閉塞感にあふれた「もの言えぬ時代」の中で、日本ペンクラブ前会長・浅田次郎と現会長・吉岡忍が、もはや絵空事とはいえなくなった「言論弾圧」の悪夢に対して警鐘を鳴らした緊急対談。
目次
- 第1章 自衛隊と文学者〜三島由紀夫で人生を変えた二人
- 第2章 明治一五〇年〜大逆事件、明治期の戦争と文学
- 第3章 大正デモクラシーと昭和の暗転〜谷崎潤一郎、石川達三、川端康成、火野葦平
- 第4章 日中戦争期の戦争と文学〜金子光晴、林芙美子
- 第5章 ペンクラブの時代〜島崎藤村、井上ひさし
- 第6章 それでも私たちは戦争に反対する〜坂口安吾
「BOOKデータベース」 より