1985年の無条件降伏 : プラザ合意とバブル
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1985年の無条件降伏 : プラザ合意とバブル
(光文社新書, 927)
光文社, 2018.1
- タイトル読み
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1985ネン ノ ムジョウケン コウフク : プラザ ゴウイ ト バブル
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内容説明・目次
内容説明
ジャンボ機墜落の衝撃はあまりにも大きく、1985年の夏は、日本中が重苦しい空気に包まれていた。新聞もテレビも、連日、ジャンボ機墜落のニュースで埋め尽くされた。この年は、9月21日が土曜日、22日が日曜日、23日は秋分の日という三連休があった。ここで、やっとひと息つけるという空気が漂っていた。ところが、そこへ、ワシントンから至急の連絡が入ってきた。それは、「日米欧の蔵相と中央銀行総裁が、ニューヨークに集まっている」という驚くべき内容だった。当時の蔵相は竹下登氏、日銀総裁は澄田智氏だ。前日の金曜日は、二人とも、確かに日本にいた。三光汽船の倒産が日本経済に影響が出ないよう、あれこれ、指示をしていたのだ。これが、プラザ合意の幕開けだった—。
目次
- 2度目の無条件降伏
- 1985年の日本
- 日米経済摩擦
- 1985年8月12日 月曜日
- プラザ合意 1985年
- 円高始まる
- 円高不況 1986年
- 孤立する日本 1987年
- バブル始まる 1988〜89年
- 『「NO」と言える日本』 1989年〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より