なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか : 「脱中華」の日本思想史
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書誌事項
なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか : 「脱中華」の日本思想史
(PHP新書, 1130)
PHP研究所, 2018.1
- タイトル別名
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なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか : 脱中華の日本思想史
- タイトル読み
-
ナゼ ニホン ダケ ガ チュウゴク ノ ジュバク カラ ノガレラレタ ノカ : 「ダツ チュウカ」ノ ニホン シソウシ
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内容説明・目次
内容説明
なぜ日本は中韓から超絶した素晴らしい国になったのか。その秘密は、中華文明と果敢に対峙しつづけた日本思想史にあった。歴代の中華帝国は「中華文明」を振りかざし、周辺国に圧倒的な影響力を及ぼしてきた。しかし日本だけは、決して呑み込まれなかった。聖徳太子、最澄、空海、伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長はじめ、日本の偉大な思想家たちは何を考えたのか?そして日本人は、いかに「中華」を完全に排除し、世界でも類を見ない日本文明の思想的高みに至ったのか?対中関係という視点から鮮やかに浮かび上がる、独創的かつ驚愕の日本思想史入門。
目次
- 序章 思想としての「中華」とは何か
- 第1章 飛鳥・奈良時代—脱中華から始まった日本の思想史
- 第2章 平安から室町—仏教の日本化と神道思想の確立
- 第3章 江戸儒学の台頭と展開—朱子学との戦いの軌跡
- 第4章 国学の快進撃—日本思想史のコペルニクス的転回
- 終章 幕末と明治—儒教の復権と国民道徳の形成
「BOOKデータベース」 より